your night time

​photos and words by Shizuku

​4/26/2020

不安な夜

私は目を閉じる  

 

めを開けると、ピンク色の雲にはだかでのる人。

むねの扉をあけて、灰色の液体を全部取り出す。

それを泥団子くらいの大きさ硬さにまとめる。

 

わたしは、ピンク色の雲にのって北へ

少し

西に大きく進む。

にぎりしめた泥団子を、下におとす。

海深く沈む心の灰色、チリとなってきえる。

 

これを何度も繰り返している。

いつか終わると、

祈りをこめて。

いつも違う祈りをこめて。

 

私は不安だ。

 

ある、不安な夜、

私は目をとじる

いつもと同じように、ピンク色の雲の上。

むねの扉をあける。

灰色の液体に浮かび上がるのは、薄緑の宝石。

いつもと違うわたしのとっておき。

大きく東に

少し北に進む。

そこは、火山の上。あついのはキライだ。

マグマに宝石落とす。

失うのは怖いけど、ばいばい。

 

溶けて消えた。

 

「あ!祈りかたも一緒にオトシチャッタヨ!」

私はもう不安じゃない。

大切なのは判断をしないこと

 

窓の外の夜は明るい

 

本の表紙じゃ中身はわからないでしょ

月光浴

 

犬と寝る

 

私のラッキーカラー

 

夜の散歩

 

 

これ全部が愛の話!

 

 

追記

"身近な人を愛してください。まずは、自分のことからぜひ、愛してください。

そうすれば、生活のなんてことない一瞬があまりに美しく尊いことに気がつきます。

私は10代前半から多くの時間を病院のベッドの上で過ごしました。

他の入院患者達は自分を哀れむことにも、飽きているのかとても楽しそうに見えました。

今思えば彼らは生きているだけで幸せでありがたい事を忘れていなかったのでしょう。

そして何より、今のこの瞬間の自分を愛していたように感じます。"

 

 

 

 

しずくちゃんの夜にまつわる言葉、彼女が見えている夜の断片として捉えた写真。私は「窓の外の夜は明るい」って眠れない夜にふと思ったことあるな、ってカーテン越しの静かな情景が浮かびました。最後にパーソナルなことを綴ってくれたしずくちゃん。どうか優しい夜に包まれるような場でありたいと皆とyour night magazineを作っていきたいです。しずくちゃん、素敵な言葉たちを寄稿してくれて本当にどうもありがとうございました!(足達)

​©nao ashidachi 2016-2020

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