interview Nao Tokiwa
all photos by Nao Tokiwa
4/10/2020
信頼している人からの「大丈夫だよ」でどれだけ救われてきたかわからない。
そんな「大丈夫」を分け与えれるような意味合いを込めたWe’re Ok.
your night magazine最初のインタビューはモデル、女優業のほか執筆活動もされている
常盤奈央さんにお願いしました。
写真は全て奈央さんが撮ったものです。
セルフポートレート、全て恐ろしいくらい美しく秘め事を扱うような感覚で固唾を飲んで
エディットさせていただきました。
簡単な自己紹介をお願いします
芸名 常盤奈央(元本名)
1994年6月12日生まれ25歳
O型 宮城県出身 東京都在住
お家で過ごすどんな時間が好きですか?
「どんな時間も愛おしいです。生活そのものが好きです。」
執筆活動はどういうタイミングでやっていますか?
「むずかしいですね!(笑)
普段からあんまり執筆するぞー!という気持ちがなくて、タイミングもバラバラです。(笑)
でも幼い頃からの継続が今につながっているのかなとは思います。
執筆活動というより『日記活動』なのかもしれません。
まだ不明確なのですが、書くことが好きなのではなく、内から外へ出すという行為を大切にしたがっているみたいで。塞ぎ込みがちな自分を楽にさせるための方法なのだと思います。安心したいのです。
私も世界に声を出していいんだよーと。うまく伝えられなくてすみません。。」
自律神経の調整を意識したことはありますか?
「結果的に調整していた、というのはあります。
いっときとても太ってしまってこれではいけないと生活習慣を見直したとき、それまで毎日のように興奮状態で寝付きが悪いだとか、不眠、けだるさ情緒の乱れがつきまとっていましたが、見直した途端によくなりました。(主には食生活の改善と毎日の自重筋トレです)今もゆるやかに継続しています。でもやっぱり苦しいときは苦しいのでそのときはもうたくさん甘やかせて書きまくります。そういうときの文章ておかしくなるくらい後ろ向きで厄介な文章で、可愛らしくうとましいので、好きです。思春期、反抗期みたいで。(笑)」
寝る前におこなうルーティンなどありましたら教えてください
「水を一杯飲むくらいですかね....考えてみるとあんまりないですね。」
(足達)自律神経というものの認識はおそらく10年前よりはるかに一般認知度は高くなっている今の時代ですが、もちろん自律神経ってなに?え、自律神経って2つあるの?という方ももちろんいると思います。でも今回、奈央さんにはとくに前触れもなくこの質問をして見ました。
毎日の食べ物と生活リズムの積み重ねが情緒に影響してくることが納得できます。自分で気付き体重と調子を戻された奈央さん、素晴らしい。
自分が苦しいときの反抗期みたいな文章が好き、と答えていた部分もすごく共感できます。私も失恋したてで撮る写真が一番良かったりするので。苦しい時もアウトプットチャンスです。…アウトプットチャンス。初めての言葉(笑)。ダメな自分も含めて愛おしい自分ですね。
明日はなにする?
「明日は旦那さんの手術に付き添います(笑)
すみませんかなりレア日で。
尿結石で石を砕く手術が明日なのです。
でもやることはほぼ毎日変わらないです。
(締め切りが近くない限り)
朝フルーツとヨーグルトを食べて水をたくさん飲みます。トイレで本を読みます。最近はじめたデジタルコラージュをします。タイトル作りにもハマってるのでたぶんそれも。映画をみます。気に入った映画ならばインタビュー記事をみます。お風呂でYouTubeをみます。ご飯をつくります。スーパーへ歩いて、歩いている最中に頭に浮かんだあれこれをぶつぶつメモします。歌を録音します。です。」
(足達)タイムラグはありますが、インタビューにお答えしていただいた日の明日のことを聞いて見ました。信じられない世界になってしまった今、騒動が落ち着いて自由に動き回れる世界になったらどんなことをしたいかは皆山ほどあります。そうじゃなくて今のこの世界での明日。いつの日の明日も皆に平等にやってくる。別に毎日丁寧に暮らさなくてもいい。今はズボラくらいがちょうどいい。明日へと歩いていくための栄養を心に体に補給して笑ったり泣いたり一日一日を乗り切って行ければいいなと思います。
私の明日は…お気に入りの近所の焼き小籠包をお昼にテイクアウトしようかな、とそれだけ計画しております(笑)
奈央さん、本当にありがとうございました!